いやーおなかいっぱいですわ・・・
日本らしいしっかり両手で組んで投げ切る柔道で、
2回戦大外で一本、準々決勝 体落としから寝技で一本、
準決勝16分41秒送り襟締めで失神一本、
決勝小外掛けで技ありで金、うれしいですと泣いた姿に泣いたんだが・・・
準決勝が壮絶・・・まあ相手のロシアのタイマゾワが壮絶というべきか・・・心配になったわ
16分って。。。4試合分だよ。で、このロシアの選手、右目上はボクサーが眼窩底骨折したときみたいに青あざ+腫れというまあ柔道では見ない姿。
で、試合は新井に腕がらみで肘とられるわで骨折心配するし、送り襟締めで落とされるわで体中痛めてんじゃないかと。。。危険すぎ。おなか一杯。
昔、ボクシングの世界戦でモンシプールvs仲里を見たときに打たせすぎで両方死ぬんじゃねーかって思った試合あったが、その時の感情思い出したわ・・・
タイマゾワ「諦めたくなかった」新井千鶴との死闘に続き“10試合分”戦い銅メダル獲得(スポーツ報知)
◆東京五輪 柔道(28日・日本武道館)
女子70キロ級でマディナ・タイマゾワ(ロシア・オリンピック委員会)が“10試合分”を戦って、銅メダルを獲得した。
初戦を4分間戦って外巻き込みの技ありで優勢勝ちしたタイマゾワは、続くポルテラ(ブラジル)との2回戦はゴールデンスコア(GS)の延長戦へ。相手から指導3つを奪って反則勝ちしたが、実に14分58秒の激闘の末の勝利だった。この試合で相手の肘が右目に当たり、大きなアザができて右まぶたをカットしたという。
続く準々決勝はわずか32秒で背負い投げの一本勝ちを収めたが、準決勝の新井千鶴(三井住友海上)戦では再びGSへ。ビデオ判定が3度も行われる死闘だったが、新井の送り襟締めに失神してしまった。
「私は本当に金メダルが欲しかったので、準決勝に勝つことは今日の私にとって最も重要なことの一つだった」とタイマゾワ。激闘に加え、ケガと失望に気力を失いかけたが、チームが彼女を励ました。「コーチとチームの全員が私にすべてを忘れるように言いました。彼らは、私を可能な限りサポートするから、最善を尽くすように私に言いました。準決勝のことは忘れて、さらに前にいくことを考えた」という。右目のケガはさらに悪化したものの、「目の事を忘れて戦いに集中しました。痛みについては考えなかった。メダルを手にするため、全力を尽くした」。
スティッチ(クロアチア)相手の3位決定戦は、みたびGSに突入。5分22秒、浮き落としで一本勝ち。ついに表彰台を決め、試合後は号泣しながら畳を去った。5試合合計で41分33秒。1試合4分なので、実に10試合分以上も1日で戦ったことになる。「明日はもう、体はボロボロね。こんなに戦ったら、誰だって同じくらい疲れるはず。でも、私は諦めたくはなかった」。驚異的なスタミナと強い気力がもたらした銅メダルだった。