WBC世界バンタム級タイトルマッチ
挑戦者 中谷潤人 6R TKO アレハンドロ・サンティアゴ
穴口選手の事故があったので観に行く気はなかったが・・・中谷はやはり現地で観たいな・・・
パンチの角度が素晴らしすぎる。右フックを打ち下ろし、右アッパーを相手肘裏に潜り込ませて打つのでディフェンスが困難。
そして相手の右ストレートに対して左アッパーを上下に打つ。なぜあんなカウンター打てる???しかも上下だぜ・・・下だけなら俺でも打てるが・・・ディフェンスしようがないわ・・・
5Rまでフルマークだが、サンティアゴは右のタイミングが独特で、マイクタイソンみたいに右を打ちながらそのまま右足を持っていくので思った以上にパンチが伸びる。当て感もあって2Rの最後のツーフックの左フックで中谷は効いたのではないか・・・
4Rまでフルマークの公開採点だったので、サンティアゴは5R被弾覚悟で前に出てきたが、6R多少その疲労が出た気がする。
6R、中谷がワンツーを打ち、3つめの右フックを打つのを途中でやめてまたワンツーを打つと、サンティアゴが真正面からまともに被弾・・・あの右フック打つのやめたのはフェイントかナチュラルか・・・間違いなくサンティアゴにはフェイントになったはず。
あの距離から左ストレート伸びてくる選手はバンタムではそうそういないだろうからな・・・
中谷は前回も書いたがまだディフェンスに穴があるので、頭の位置を変えるのとサイドの動きとガードの位置とパリ・スリップ・ダッキングの精度をあげればまだまだ強くなるな・・・
中谷はサイズ的にはクロフォードと一緒。まああっちはリーチが188㎝だったか???恐ろしく長かった気がするが・・・中谷も背中や体幹周りにもっと筋肉つけてどんどん上に上がってほしい。
いやーしかしおそろしい左ストレートでした・・・
中谷と分かっていて試合を組んだメキシコ陣営も立派でした・・・
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