
唖然呆然意気消沈。ショックで身体が震えた。
粟生がいつもの詰めの甘さを見せてがっかりさせてくれたあと、
西岡がジョニーゴンサレス戦を再現するかのような痛烈な左をみせ、
会場の盛り上がりは最高潮だったが…。
最後の長谷川があんなやられかたをするとは…。
左フック一発。カウンターのカウンター。
もう一度やってもう一度同じ形になるとは
考えにくいが、ラスベガスは思い切り遠のいた。
打ち合いになるとお互いカウンターの名手だけに
当たったもん勝ちになる。ほんとにもったいない。
前も書いたけどウィラポン第2戦のように手数と
サークリングで完全にアウトボックスして欲しかった。
しかしものすごい緊迫感だった。
会場全体が息を飲むとはこういうことか。
1ラウンドからいきなりもの凄い技術戦で
川島郭志vsペニャロサを思い出した。
あー何で長谷川戦だけ赤コーナーと青コーナーを入れ変えたのだろう。
TV用だろうけど。
あっちのコーナー全敗だったのですごい嫌な感じしたんだが。
長谷川はじっくり休んで階級上げてほしい。
俺が見に行ったV2、3、4戦の頃のようなスピードが
もう出てないから。年齢ではなく減量の影響。
スピードは絶対的に有利に働くし、
ウェートのシフトが完璧なので体重上げたら
その分パンチ力も増す。
ただ距離がかなり遠くなるから、より出入りを
激しくするようなマイナーチェンジが必要だろうけど。
ユリオルキスガンボアとかファンマとかカバジェロが
相手になるから相当きつくなるけどね。
ああしかしマジで脱力だ。
長谷川半年ぐらいは休んでほしい。
じっくり英気を養ってほしい。
そしてヤメないで欲しい。