やはり政治家は誰もがこうあるべきだ・・・
しかし1年前の記事だが浜田さんは本当に憂いているのね・・・
日本のことを本当に心配しているのに自分の教え子が日本を滅ぼそうとしているのが本当に許せないんでしょうなあ・・・
浜田宏一イェール大学教授「日銀の政策は"too little,too late"だ」
憂国のインタビュー第2回 聞き手:高橋洋一(現代ビジネス)
浜田: まるで白川さんの頭の中は、眼前の花壇である金融業界さえ安定していれば、一般国民がどんなに失業してもかまわないと思っているかのように見えます。教えていたときには、人の苦しみもわかるような学生と思っていたが、失業、倒産の苦しみより日本銀行の組織防衛のほうが重要になってしまったのでしょうか?
高橋: 為替レートは各国のマネーの量で決まって来るというのは今や世界の常識ですが、日本ではその常識が全く顧みられていません。驚くべき事に、財務大臣の野田さんでさえ、今でも「為替レートは当局の介入で決まってくる」と思いこんでいるんです。
どこの国でも、為替は金融政策で決まってくるという原理は知っている、そのうえで政治的に交渉する人はいますけど、それは原理を知ったうえでのことです。日本の野田大臣だけがその原理すら知らないんです。
高橋: 今の政権は与謝野さんだけでなく、間違っている人がかなり多いですよ。
現在は閣僚じゃありませんが、仙谷さんのように「デフレギャップはそのままでいい」なんて言っている人も民主党にはいる。こんなことを与党の幹部が口にするのは、たぶん世界的に例がない。
与謝野さんは自民党議員だった当時、「たとえデフレギャップがあっても、ボトムよりちょっとでも潜在成長率が高くなれば増税する」と何度も繰り返したんです。
それで「デフレギャップがあるときでも増税ですか」って確認したんですけど、「そうだ」と。デフレギャップが40兆、50兆あっても、上昇過程になったら増税すると。
浜田: 私は政治家だけじゃなくマスコミ関係の人が勉強していないと言いましたが、例外もあって、数人の方はよく理論されていて、経済を分かった上で言論活動をされています。産経新聞の田村秀男さんもその一人ですね。
田村さんは、橋本政権のときに消費税を3%から5%にした結果、消費税による税収は4兆円増えたけれど、デフレギャップがあるときだったので、逆に所得税と法人税で5兆円以上税収が減ってしまったと書かれています。
だから橋本政権の消費税増税は結局、税収アップの助けにならなかった。菅政権にとっても、消費税を上げると大変なことになるんじゃないかと思うんです。
高橋: 「この政策を実施したら、こういう波及効果があって・・・」ということをまったく考えない人たちなんです。だから「税収が上がれば財政再建できるだろう」と単純に言う。
でも財政再建だったら、ハーバードのアルベルト・アレシナ教授がたくさん論文を書いています。そこに書いてある財政再建の成功例は、例外なく名目成長率が上がり、それによって税収が上がっているんですよ。経済学的には当たり前なんです。
でも今の菅政権というのはそういう過去の例をまったく考慮しない。思いこみだけでやろうとする政権です。
だいたい、税収は消費税を上げた97年を今でも下回っています。これは増税してもデフレだと税収は伸びないということです。それなのに、デフレ下で増税をしようというのは狂気の沙汰です。
浜田: 私も経済学を半世紀くらい勉強してきましたが、世界中で経済学者が積み上げてきた200年くらいの知恵が、ヤブ医者の軍団に全く無視されている状態は本当に悲しい。
まあ学者の悲しみなんていうのはどうでもいいんですが、無知な政治家のお陰で企業収益が落ち込み、倒産が増え、多くの人が職を失い、世を儚む人まで出てくきてしまうのは本当に不幸なことです。飛行機の中で改造内閣の顔ぶれを見て私が愕然としたというのはそのことなんです。
高橋: 政治家だけでなく、金融当局である日銀の罪も深いですよね。
浜田: 日銀総裁の白川方明さんを昔、東大のゼミで教えていたことをあまり利用してはいけないのかも知れませんが、昨年夏に「国民のために考えてくれ」という書簡を書いたことがあります。
政治家も日銀もヤブ医者だと。薬あるのに使わんと。
しかもこのヤブ医者どもは悪意を持ってやってるよな・・・
さらにマスゴミどもはヤブ医者を名医とたたえるという・・・
つーか日本にいることに幸せを感じないんならホント外でてってくれよ・・・
日本を本当に愛する本物のプロが仕事をしてくれ。
安倍さんと麻生さんには本当に期待しているし反体勢力共の圧力に負けず信念を貫いて欲しい・・・
ただ今回は一般市民も大夫賢くなってるからフジにやったみたいにアホなこと言い出す勢力にはデモで対抗するんじゃないかね。
浜田宏一さんのような権威にどんどん出てきてもらってまともな国に軌道修正していただくよう切に願う。
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